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+α空間とは?
近年の賃貸物件探しで注目されているのが、通常の間取りに加えて「+α空間」を備えた物件です。
ここでいう+α空間とは、リビングや寝室といった基本的な生活スペースとは別に設けられた“もう一つの自由空間”のことを指します。具体的には以下のようなスペースが代表的です。
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☑DEN(デン)やサービスルーム(S)
1LDK+Sや2LDK+Sの「S」は納戸や書斎に使える約3~5㎡の部屋。窓がない場合もありますが、収納やワークスペースに最適です。 
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☑ロフト付き物件
天井高を活かしたロフトは、ベッドスペースや収納に便利。賃貸でも人気の+α空間です。 
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☑メゾネットタイプ
上下階を使えるので、趣味部屋と生活空間を分けやすいのが特徴。SOHO対応物件としても選ばれています。
+α空間のメリット
①趣味部屋として活用
音楽、DIY、コレクションなど、趣味専用スペースがあると生活の質が向上します。

②在宅ワーク対応
テレワークや副業用の書斎スペースを確保できるため、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなります。
③収納や生活動線の工夫
アウトドア用品や季節家電もスッキリ収納。生活空間を広く使えます。また、単に荷物を置くだけでなく「半分収納+半分趣味部屋」として活用する人も増加。
趣味部屋としての活用アイデア
+α空間を取り入れた物件に住むと、こんな使い方が可能です。
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◎ワークスペース:コンパクトなデスクを置き、リモートワーク用の書斎に。
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◎音楽部屋:ギターや電子ピアノを設置して趣味の練習に。
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◎ホームシアター:プロジェクターやスピーカーを配置して映画鑑賞。
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◎フィットネスコーナー:ヨガマットや筋トレ器具を置いて運動。
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◎コレクションルーム:フィギュアや本、趣味の道具を美しくディスプレイ。
限られた賃貸空間でも「+αの余白」があるだけで、暮らし方の自由度が一気に広がります。
+α空間のある物件のメリット・デメリット
※メリット※
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・自分だけの趣味スペースが作れる
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・在宅勤務にも対応可能
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・収納力や生活の自由度が高い
※デメリット※
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・家賃がやや高めになる傾向
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・S(サービスルーム)は窓がないことも多く換気性に注意
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・ロフトは夏場に暑くなりやすい
選ぶ際は、間取り図だけでなく現地見学で「空間の広さ」「使い勝手」「日当たりや換気」をしっかり確認することが大切です。
注意点
☑家賃が高め
+α空間付き物件は通常より1~2万円高い傾向があります。
☑防音対策
楽器演奏や動画配信など音が出る趣味には、防音工事や規約確認が必要です。
☑管理規約の確認
SOHO利用や改装の可否は必ずチェックしましょう。
物件探しのコツ
検索ワードを工夫
「+S 間取り」「ロフト付き」「SOHO対応」などで検索すると効率的です。
広さと用途を明確に
趣味か仕事かで必要な㎡数が変わります。サービスルームは3~5㎡が目安。
駅近+α空間は希少
人気エリアでは競争率が高いため、早めの内見予約が重要です。
まとめ
FAQ
Q. +α空間ってどれくらいの広さ?
A. サービスルームは約3~5㎡が一般的。ロフトは高さ制限があるため、収納や寝室向きです。
Q. 家賃はどのくらい上がる?
A. 通常の間取りより1~2万円高い傾向がありますが、利便性を考えるとコスパは良好です。













